片思いや復縁など、恋愛成就するためには、執着を手放したほうがうまくいきます。
とはいえ、好きな人がいると、
どうしてもその人と両思いになりたいとか、その人のことばかり考えてしまう、
という気持ちはとってもわかります。
しかし、執着を手放そうと、
- 自分の気持ちを無視する
- 本当の気持ちを無理矢理抑え込もうとする
- 執着を手放すことばかり考える(執着を手放すことに執着した状態)
となってしまうと、ますます思考がこんがらがって(現実もこんがらがって)
「なかなかうまくいかない」という状態が続いてしまいます。
なので、
執着を手放したほうがいいのはわかってるけど、どうしても執着してしまう!
というときは、
- 執着している自分を思い切り認める
- 執着してもOK!と開き直ってみる
とした方が、結果的に執着も手放しやすくなってきます。
今日は、なぜ、恋愛成就するためには執着を手放した方がいいのか?
についてお話したいと思います。
目次
恋愛で特定の相手に執着している状態とは?
片思いや復縁など特定の相手との恋愛成就で、執着している状態というのは、
- 彼に私のことを愛してほしい!
- 絶対に彼じゃないとイヤだ!
ということをずっと考えている状態です。
ずっと考えているというのは、思考が大量に送り出されている状態=現実化するということでもあります。
執着を手放したほうが恋愛がうまくいく理由
- 彼に私のことを愛してほしい!
- 絶対に彼じゃないとイヤだ!
という思考の奥には、
- 相手を思い通りにしたい思考、相手をコントロールしたい思考
- 「私は愛されていません!」という思考
- 「(彼から愛されていない)私は幸せではありません!」という思考
などが本心としてあります。
相手を思い通りにしたい思考
相手を思い通りにしたい、コントロールしたいという思考を送り出しているということは、
- 「思い通りにしたい!」「なんで思い通りにならないの!」という現実が作られていく
- 誰かから自分が思い通りにされようとする
という現実が作り出されていきます。
「相手を思い通りにしたい」という思考は、恋愛でもそれ以外の人間関係に置いても、
相手が「思い通りにされようとしている」というのを潜在意識部分でキャッチして、居心地の悪さを感じてしまうので、離れていってしまったり、関係が悪化したように感じたり、ということも起こってきます。
「私は愛されていません!」という思考
- 思考が先、現実があと
- 出したものが、入ってくる
という法則があります。
愛してほしい=今は愛されていない、ということです。
ですので、「愛されていません!」という思考を送り出していると、
「愛されていない」現実、「愛されてない!」と言いたくなる現実がどんどん作られています。
日々の生活の中でたくさんの愛を感じ、
「愛されている」と感謝でき、全身で愛を感じ、自分もまわりの人も大切に愛していける
という状態になると、自然と「愛されている」現実を作り出します。
「幸せではありません」という思考
- 彼と両思いになったら幸せ
- 結婚できたら幸せ
という思考は
=そうではない今は幸せではありません
と潜在意識に伝わります。
「今は幸せではありません」「こうなったら幸せだけど、こうならなかったら不幸」
という思考があると、
「今は幸せではありません」という現実が作り出されていきます。
そうなると、恋愛面でも「幸せじゃない」と言いたくなる現実が作り出されていきます。
- 自分を幸せにするのは自分しかいない
- 自分次第で、どんどん幸せになれる
ということを前提に、今すぐ幸せを感じていくと、
「幸せ」という現実が作り出されていきます。
執着を手放すと、ストレートに愛を送り出せるようになる
執着している状態って、なによりも自分自身がつらく、苦しい、と感じてしまうものです。
- 彼に愛されなくて悲しい
- 彼に愛してほしくて切ない
- 両思いじゃなくて、悲しい、さみしい
- ずっと彼のことばかり考えて、モヤモヤ、苦しくなる
- もう、どうしたらいいかわからない
そんなふうに感じていると、とっても、つらくて、苦しいですよね。
実は、
「彼と両思いじゃないから」「彼が愛してくれないから」
「恋愛がうまくいかないから」だから、つらい。
ではなくて、
自分の思考のせいでつらくなってしまっているのです。
思考は自由で、選べるので、
執着を手放して、自分自身の心地よさを大切にしていくと、
自分自身が楽になり、現実もうまくいくようになります。
執着を手放せるということは、彼に対しての
「思い通りにしたい」「私を愛して、私を幸せにして」
という思考が手放せて、
ただ純粋に「素敵だなぁ。彼が笑顔だと、私も幸せだなぁ」と思えるようになるということです。
つまり、ストレートに愛を送り出せている、ということです。
自分で自分を大切にして、
自分自身が幸せ・愛・感謝・心地よさを感じられるようになってくると、
彼に対しても、自然と愛と思いやりを持って、純粋に彼のことを大切に思うようになります。
見返りを求めない、純粋な愛です。「〇〇してあげる」とか「彼の気持ちを無視して、自分の気持ちを押し付ける」ということではない、自分も相手も幸せになる、純粋な愛です。
そうすると、恋愛成就・相思相愛は当たり前になってきます。
自然と執着は手放せます
相手を思い通りにしたい(自分が思い描く通りに行動してほしい)
という思考を手放すということは、彼を自由にするということでもあり、自分が自由になるということです。彼を尊重し、自分を尊重している、ということでもあります。
愛してほしい、私のことを好きになってほしい
という思考を手放すということは、「自分はたくさんの愛を感じている」という現実を受け取れる、ということです。
両思いになることで、愛されることで、幸せになりたい
という思考を手放すということは、「今すぐに、無条件で、自分は幸せになっていいんだ」ということを許可して、そんな現実をどんどん受け取っていける、ということです。
これは、「彼に執着している状態」「彼のことばかり考えて苦しい状態」に比べたら、
断然、居心地がいい状態です。
なので、
- 誰かを思い通りにしようとしなくても、大丈夫なんだ
- 私はすでに、無条件で愛をたくさん感じられる存在だったんだ
- 自分自身で、無条件に、幸せになれる存在だったんだ
ということがわかると、自然と執着が取れてきます。
執着がなかなか取れない、というときは、
まだ、潜在意識(自分自身)が自分自身へのメッセージが残っているということなので、
思い切り執着しよう!と決めて、自分の内側と向き合ってみると、
そのうち潜在意識(自分自身)の気が済んで、自然と執着が取れてきます。
心配しなくても、必ず、すべて、うまくいきます。
私たちは愛でできた存在であり、幸せをたくさん感じるために生まれてきました。
「幸せな恋愛・結婚をしたい!」という願望を持ったということは、
幸せな恋愛・結婚をするために、人生が用意されているということです。
執着したり、自分が苦しくなったり、うまくいかない、と感じるときは、
- より幸せな人生を送るために、潜在意識がサインをくれている
- 今までの思い込み・古い思考パターンを手放すタイミング
そんなふうに捉えてみて、安心して、自分自身を受け入れ、内側と向き合ってみると、いいかな、と思います。