こんにちは、pinoです。
今回は、「期待」についてです。
というのも、ここ最近、
「期待してしまいます」
「期待がダメだったんでしょうか」
とおっしゃるクライアントさんが多いように感じ、そういうタイミングなのかな、と思ったからです。
もしかしたら、ringo先生が過去に同じような記事を書いていたかもしれませんが、改めて、僕の考えを書いてみようと思います。
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結論から言うと、期待していても大丈夫です。
期待してはいけません!ということではありません。
「期待をしている自分」でも、「期待をしていない自分」でも、どっちでもいいんです。
ただ、「期待をする」というのはどういうことのなのか?を理解しておくと、現実創造していく上で、「必要のないものだった」ということが、実感できるかもしれません。
そして、なぜ期待をするのか、何を期待しているのか、という部分が大切になってきます。
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「期待」を、辞書で引いてみると、
- 他の人が、それをするのをあてにする、心待ちにする
と書いてあります。辞書によって若干表記の違いはありましたが、だいたい似たような感じです。書いてある通り、期待とは、そもそもに他人軸でできています。
そして、「他の人を思い通りにしたい(思い通りになって欲しい)」という、コントロール思考も含まれていますね。
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学生のあなたは、明日中に提出しなければならない課題があります。
まだ何も手をつけていません。
「やるの面倒だなぁ。。。今日は映画観たいなぁ。。。」そこであなたはふと思いつきます。
「そうだ!明日学校に行ったらpinoに課題写させてもらおう!それを提出すればなんとかなるはず!」そしてあなたは映画を見ることにしました。
次の日、学校に行くと、pinoは風邪で欠席していました。
「なんてこった!このままじゃ課題を提出できないジャマイカ!」結局あなたは課題提出が間に合わず、先生に怒られてしまいました。
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…みたいな感じです。笑(なんですかこの下手くそな作り話は笑)
もちろん、
- pinoに課題を写させてもらえる
- pinoじゃなくても他の人に課題を写させてもらえる
という未来も存在しています。
ただ、いずれにせよ、これは、
「自分のこと(現実、未来、幸せ)を、他者に委ねている」
という状態です。
どっちに転ぶかわかりませんね。
そして、期待の気持ちが強い時というのは、「そうならないとイヤだ、そうじゃなきゃダメだ」という場合が多いと思います。
所謂、「偏っている状態」です。
「それ以外の結果(選択肢)は受け付けておりません!」の状態です。
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ついでに、「決める」ができません、わかりませんというご質問もいただくことがあるので、ここに関しても触れてみます。
「決める」というのは、前提として、「選べる状態」にあります。
「AもBも素敵だな、なんならCもアリだな。どれにしよう…今回はBにしよう」みたいな感じです。先の、「他の選択肢を受けつけない」状態とは、全く違うものということがわかります。
そして、「現実創造していく」というのは、「たくさんの選択肢(思考)の中から、自分の好きなもの、ワクワクするものを選ぶ(決める)」ということです。
これは、自分発信であり、自分が主役であり、自分軸である、と言えます。
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期待とは、こんな感じです。(この穴だらけの考察理論、伝わりましたでしょうか笑)
最初に述べたように、「期待してはダメだ」ということではありません。
「期待する自分」でも、大丈夫です。
ただ、それは、
「他人軸であり、そうならない可能性も往々にして存在する」
ということです。
そして、「そうならなきゃイヤだ!思い通りになって欲しい!」が根っこにあるので、そうならなかった時に、「外れた!裏切られた!」という風になります。
「他者を思い通りにする」というのは不可能です。
ちなみに、自分=周りの人の視点から見たとき、他者を思い通りにしようとすると、自分が思い通りにされる、というような現実になるかもしれません。
あと、「期待と外れるはセット」とも言われることがありますが、これにも理由があります。
これはまたちょっと違ったお話になるので、そのうち機会があれば、記事にします。(気になる方は、セッションの時に遠慮なくおっしゃって下さい)
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何度も書いておりますが、「期待をする自分」でもいいんです。大丈夫です。
「期待してはダメだ!」とかならなくていいんです。そこには、「叶って欲しい望み」があると思います。その望みは、大切に、持っていてください。
そして、「期待をする自分と、しない自分」にフォーカスするのではなく、「なぜ期待をするのか、そうなって欲しいのか、そうじゃなきゃイヤなのか」という部分が、すごく大切になってきます。
ここを掘り下げてみると、何か気づきや発見があるかもしれません。先日書かせていただいた、「自分を知るということ」の内容にも、通じる部分があると思います。
深く、自分自身に気づき、知っていってください。
pino
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