恋愛や結婚って、よくも悪くも感情が大きく揺れ動くものです。
一人ひとり状況は違いますが、「世界中で自分が一番苦しい気分」だと感じてしまうこともあります。
- 片思い
- 復縁したい
- ずっと恋人がいない
- 恋人がいるけどうまくいっていない
- 都合のいい女扱いされている気がする
- 出会いがない
- 結婚に焦りを感じる
あげたらキリがありませんが、どんな状況であれ、恋愛となるとたくさんのネガティブ感情が溢れ出し、つらい日々が続くこともあります。
不安になったり、悲しくなったり、さみしくなったり。
「もう諦めよう」と思ったり。でも、やっぱり諦めきれなかったり。
劣等感、自信のなさ、無価値感など、セルフイメージが下がったり。
嫉妬心、復讐心、怒り、不信感、警戒心など、自分でも耐えきれないような攻撃的な感情が治まらなかったり。
ネガティブ感情には色々あります。
実は、このネガティブ感情というのは、潜在意識からのサインなのです。
しかも、開運のサイン!
ネガティブ感情と上手に付き合えるようになると、恋愛・結婚はうまくいくようになります。もちろん、恋愛・結婚以外のこともうまくいくようになるので、どんどん運が上がってくるのです。
ネガティブ感情は潜在意識からのサイン
ネガティブ感情は潜在意識からのサイン。
なんのサインかというと、
- 不要な思考を解放できるタイミングである
- 軌道修正することで、もっと幸せになれる
というお知らせなのです。
ネガティブ感情というと、自分を苦しめるいや〜なイメージがあるかもしれませんが、
実はとてもありがたいものなのです。
不要な思考について
ここでいう不要な思考、というのは、
たとえば、
- 生まれてからずっと繰り返してきた望まない「パターン」
- 思い込み、決めつけ
- 過去をみて、未来を決めつけようとする思考
- ジャッジ思考
- 比較・上下思考
- 相手になんとかしてもらいたいという依存思考
- 相手を思い通りにしたいというコントロール思考
- セルフイメージの低さ
など、色々あります。
そして、このような思考を持ったままだと、恋愛もそれ以外のこともうまくいかなくなってしまうのです。
「過去の悲劇・失敗をまた繰り返す」ということをしてしまう可能性があるのです。
そこで、潜在意識は「ネガティブ感情」として、
不要な思考があるよ。このままいくと、望み通りの現実が作れないよ。
今、軌道修正のベストタイミングだよ。
とサインを送ってくれているのです。
そう。潜在意識は、ちゃんと、自分自身でネガティブ感情と向き合い、解放できるタイミングを見計らって教えてくれているのです。
だから、どんなにつらい感情が出てきても、自分自身でちゃんと向き合っていけるので、なんの心配もいりません。
ネガティブ感情が湧いてきたときに、「ありがとう」とネガティブ感情を迎い入れ、見つめ、自分との対話をしていくことで、
望まない現実を作っていた思考パターンは癒やされ、自由に現実を創造していけるようになります。
不要な思考は気付いて、認める
ネガティブ感情への対処法はこちらの記事にも書いているので、こちらも合わせてご覧いただけたらと思います。
ちょっと例をあげて、不要な思考の解放について紹介しようと思います。
たとえば、
ずっと片思いしていて、なんの進展もない場合。
しかも、好きな人は別の女性と仲がよさそう、というとき。
不安、諦め、無価値感、悲しさ、さみしさ、嫉妬心など、いろんなネガティブ感情が湧いてくると思います。
まずは、思考をすべて紙に書き出してください。
思っていること、感じていること、今まであったことなどをすべて紙に書き出してください。
そして、書き出した思考を、俯瞰した視点から眺めてみてください。
書き出した自分の言葉の奥に、思い込みやパターンが隠れていないか、注意深く見つめて、解体していってみましょう。
- 好きな人はモテるけど、私はモテない
- 「脈ありなら向こうからアクションがあるはず」
- 告白してフラれるのは、傷つくからイヤだ
- あの子の方が可愛いし、彼もあの子のことが好きなはず
- 「私なんか」と自分を見下している
- 漠然と自分に自信がない
など、いろんな思考が出てくると思います。
注意深くみてみると、「自分が勝手にそう思っているだけ」の思い込みや決めつけであることに気付くかもしれません。
ほかにも、
- 過去こうだったから、これからもそうだろう
- 普通に考えたら、こうである
- 恋愛心理的に考えたら、こうである
という「理由」をくっつけて、正当化している部分もあるかもしれません。
どんなに正当そうな理由があったとしても、その考え方を自分の恋愛に採用しているのはあなたです。
「漠然と自信がない」というように、表面的な感情しか出てこないときもあるのですが、そんなときは、「なんで自信がないの?」という問いかけを繰り返していくと、本音が出てきます。
こんなふうに、
思考を書き出す→自分の思考を俯瞰して見る→思い込みを見つける
思考を書き出す→自分の思考を俯瞰して見る→自分に「なんでそう思うの?そう信じてるの?」と問いかける
ということを繰り返してください。
このとき「ネガティブ感情」や「不要な思考」に対して、
持っていてはいけない・早く追い出さなきゃ、早く解放しなきゃ
というように思わないようにしてください。
「ネガティブ感情」や「不要な思考」は、否定したり、追い出そうとしたりすると、どんどん大きくなって、アピールしてきます。
「この感情や思考を持っていてもいい」
「ネガティブや思い込みをたくさん持っているのも私自身であり、そうすることすら許されている、愛された存在である」
というような、安心してくつろいだ視点から、ネガティブ感情や不要な思考を見つめていってください。
これが、「認める」ということです。
どんなに時間がかかっても、なんども同じような感情が湧いてきても、
自分の感情・思考をまっすぐに見つめて、
それを確かに持っていた自分(しかも自分で選んで持っていた)に気付く。
ネガティブ感情・不要な思考を見つめていくとどうなるか?
どんなに時間がかかっても、なんども同じような感情が湧いてきても、
自分の感情・思考をまっすぐに見つめて、
それを確かに持っていた自分(しかも自分で選んで持っていた)に気付く。
これを繰り返していくとどうなるかというと、
ある瞬間で、
- ネガティブ感情・不要な思考を選ぶ必要がないことに気付く
- ネガティブ感情・不要な思考に力がなくなる
というようなことが起きてきます。
たとえば、
「傷つきたくない」「見捨てられ不安」「嫉妬心」「自信のなさ」
などを持っていたとしたら、
●「傷つきたくない」「見捨てられ不安」「嫉妬心」「自信のなさ」
と、今までずっと、思いつづけてきたことが、なんだかコミカルに感じられてくるのです。
●一生懸命「傷つきたくない」「見捨てられ不安」「嫉妬心」「自信のなさ」を持ちつづけてきた自分自身が、可愛らしく見えてくるのです。
●「あれ?なんで今まであんなふうに思ってたんだろう?」と、「傷つきたくない」「見捨てられ不安」「嫉妬心」「自信のなさ」をわざわざ信じつづけてきた自分に対して「?」と思うこともあります。
いろんなかたちでネガティブの解放は起こりますが、
あるとき、必ず「もうその思考はいらない」と思えてきます。
「傷つきたくない」「見捨てられ不安」「嫉妬心」「自信のなさ」自体がいいとか悪いとか、そういう問題ではなくて、
「傷つきたくない」「見捨てられ不安」「嫉妬心」「自信のなさ」などの思考は、持っていてもいいし、持っていなくてもいい。
わざわざ「傷つきたくない」「見捨てられ不安」「嫉妬心」「自信のなさ」を持っている必要がない。
ということが、感覚として腑に落ちるのです。
ここで、「自分が本当はどうしたいのか?」「自分はなにを望んでいるのか?」ということをハッキリさせておくと、望み通りの現実が一気に創造されるので、
などのように、自分の望みをハッキリさせておくことも大切です。
これが、
「ネガティブ感情」として現れたサインを紐解き、自分の思い込みや不要な思考に気付き、
望む現実の妨げとなる思考を解放し、
自分の望みをハッキリさせる。
これが、ネガティブ感情というサインを受け取り、軌道修正するまでの流れです。
- 不安
- 自信のなさ
- 嫉妬心
- さみしさ
- 思い込み
など、遮るものがなにもない状態で、恋愛成就を意図すると、
自然と魅力が溢れ出し、好きな人に対する接し方も変わり、
「大好きな彼と相思相愛」という現実が現象化します。
思考が変わると、現実も変わるのですが、
思考が変わると、自然と自分自身の行動や習慣、セルフイメージが変わり、
細胞や肉体にも影響を及ぼすので、現実が変わってくるのは理屈で考えても当然ということがわかります。