このブログでは
- 自分を否定しないようにしましょう
- 自分を責めないようにしましょう
- ありのままを愛しましょう、受け入れましょう
ということを伝えてきています。
しかし、これって意外と最初のうちはできないことも多いのです。
なぜなら、今までずっと、
- 自分を否定して
- 自分を責めて
- 人から愛されるため、よく見られるために、がんばってきたから
です。
そうすることが「いいこと」であり、
「愛されるため」「認められるため」「自分が傷つかないため」だと思ってきたからです。
ただ、そんなふうに、自分で思い込んでいただけなのです。
この思考回路は、ただの「習慣」です。
だから、
- 自分を否定しないようにしよう
- 自分を責めないようにしよう
- ありのままを愛そう
と、「新しい習慣」を決意しても、
最初のうちは「癖のようにして」「無意識的に」自分を否定したり、責めたり、ありのままを受け入れられなかったりするものです。
無意識的にそうしてしまうことも多く、無意識的にしたことは、現実となって目の前に現象化したり、強い感情となって湧き上がってきたりします。
※強い感情となって湧き上がる=たとえば「バカにされた」という怒り、惨めさ、悔しさ、悲しさが、溢れ出てどうしようもない、ということが起きることがあります。
なので、なにか「うまくいかない」「つらい、苦しい」と感じることがあったときは、
- 自分を否定していないかな?
- 自分を責めていないかな?
- 自分のなにかを嫌ったり、受け入れられなかったり、排除しようとしたりしていないかな?
と振り返ってみてください。
「自分を否定する」「責める」というのも、「ただの習慣」だと思ってみてください。
それは癖であり、自動的にそうしてしまうものであり、そうしているのが「ただ楽」なのです。
何度も何度も、繰り返し「新しい習慣」を練習していくうちに、やがて「新しい習慣」でいるほうが楽になってきます。
わざわざ意識しなくても「ただ受け入れる」「ただ愛する」ということを、自動的にできるようになってきます。
ダメな自分をたくさん見つけよう
今日は、あえて、ダメな自分をたくさん見つけてみましょう。
「自分でダメだと思い込んでいる自分」です。
- こんな自分はキライ
- こんなこと思ったら・したらダメなのに(腹黒い自分、だらしない自分)
- 自分のこんな部分は受け入れられない、排除したい
- こんな自分を見られたら愛されない
- こんな自分では認められない
- こんな部分を好きな人には見られたくない
- 自分のこんな部分は変えなきゃ!!
そんなふうに思っていることはないか、振り返ってみましょう。
そして、紙に書き出してみてください。
- 二段腹
- 毛深い
- 〇〇ちゃんに嫉妬している
- もう何年も〇〇さんのことが許せない
- いつも母にイライラして喧嘩ばかりしてしまう
- 学歴が低い
- 貯金がない
- 生理が鬱陶しい
- 休日は風呂も入らずボサボサの格好をして引きこもっている
たくさんの「ダメな自分」「キライな自分」を書き出してみてください。
ダメな自分を思い切り愛そう
おめでとうございます。
今書き出した「ダメな自分」は、「愛されるしかない自分」「愛おしすぎる自分」なのです。
今書きだしたことは「自分が自分にダメだ」と言っているだけにすぎず、本当は「愛されるしかない部分」なのです。
自分の思い込み・自分のルールなどで、自分を否定している・裁いているだけです。
自分が自分を否定しているので、心の奥底では、いつも「愛されていない」「さみしい」「悲しい」「愛してほしい」と思っています。
誰かに対して「愛してほしい」「なんで愛してくれないの?大切にしてくれないの?」と思っているかもしれません。
しかし、自分を愛せるのは、自分だけなのです。
自分が自分を愛したとき、自分を愛してくれる人が現れます。
〇〇な自分は好きだけど、〇〇な自分はダメ!
ということをつづけていると、条件付きでしか愛してくれない人が現れます。
※極端な例をあげると「俺の言うこと聞くなら付き合ってやるけど、言うこと聞かないならお前には用なしだ!」みたいな。
自分が自分を愛していないのに、相手からは愛してもらう、ということは、どう頑張っても実現しないようにできているのです。一時的に愛されたと感じることはあっても、すぐに崩れ去ってしまいます。
実践!ダメな自分を思い切り愛する
書き出した「ダメな自分」を、ちょっと俯瞰して見てください。
- 二段腹
- 毛深い
- 〇〇ちゃんに嫉妬している
- もう何年も〇〇さんのことが許せない
- いつも母にイライラして喧嘩ばかりしてしまう
- 学歴が低い
- 貯金がない
- 生理が鬱陶しい
- 休日は風呂も入らずボサボサの格好をして引きこもっている
そして、ちょっと妄想♡してみましょう。
もし、
あなたの大好きな男性が、
あるいは、
超イケメンで超性格がよくて超リッチで自分好みにドストライクな男性が、
「ダメな自分」のすべてを見て、
そんな君も含めて愛してる!君のすべてが愛おしくてたまらないんだ!
と本気で言ってくれたら、うれしいと思いませんか?(笑)
好きな人・パートナーから、
「太ってる彼女連れて歩くの恥ずかしいから、痩せろよ」
「女なら脱毛サロンくらい行けよ」
「生理中かよ、めんどくせーな」
と言われるよりも、
「もう、君のすべてが可愛くてしかたない!」
と、自分にメロメロ♡な方が、うれしくありませんか?(笑)
もし、そうなら、
先に、自分が自分をまるごとOK♡してあげましょう。
- 二段腹→二段腹すら愛おしい♡
- 毛深い→毛深くても愛されるほど私はすばらしい♡
- 〇〇ちゃんに嫉妬している→そんなときもあるよね〜♡
- もう何年も〇〇さんのことが許せない→そんなふうに思うことだってあるよ〜♡
- いつも母にイライラして喧嘩ばかりしてしまう→本当はお母さんに優しくして、仲良くしたいって思ってるわけでしょ?なんて優しいの〜私♡
- 学歴が低い→それでもOK♡逆にそれが魅力かも♡
- 貯金がない→貯金がない時期だってあるさ〜♡
- 生理が鬱陶しい→生理がくるのは「女」の証♡
- 休日は風呂も入らずボサボサの格好をして引きこもっている→そんな一面もある私って、逆に魅力的じゃん♡
など、あの手この手を使って、
「自分をダメだと思っている自分」をきちんと受け止めながら、
「それでもOK♡それでも愛されている♡それでも愛おしい存在♡」
と、自分に語りかけていきましょう。
「いいじゃん♡」「それでもOK♡」「それでも私は素敵♡」など、
どんどん自分に◎を出していきましょう。
自分を愛するとすべてがうまくいく
こうやって、あらゆる部分にOKを出していくと、内側の葛藤が消えていきます。
- 愛してほしい⇔愛してくれない
- 認めてほしい⇔認めてくれない
- 変えたい⇔変えられない
という、内側の戦いがどんどん終わっていくのです。
たとえば、太っている自分を嫌っていて痩せたいと思っている場合。
「太っている自分は醜くて、こんな自分は愛されない。愛されるために痩せなきゃ、でもなかなか思うようにダイエットできない、すぐリバウンドしてしまう」
という状態だとします。
ここで、まず、
- 太っている自分を、自分で醜いと思っていたことに気付く
- 太っている自分を、なんとかしようとしていたことに気付く
- 太っている自分は愛されない、痩せなければ愛されないと思っていたことに気付く
ということをしていきます。
そして、
- 太っている自分も、愛おしい自分自身なんだ
- 太っていても、なんだとしても、そうであるからこそ、この尊い自分が存在しているんだ
- どんな部分もすべてまるごと含めて「大切で愛おしくて尊い私」なのに、片方は愛して、片方は否定しているということをしていたんだ
ということを実感していきます。
そうすることにより、内側の葛藤、抵抗感が消えていきます。
するとどうなるかというと、
- 太っていても最愛の人に愛される
- 太っていても健康体
- 太っていてもモテモテ
あるいは、
- 自然と痩せる、いつの間にかスタイルがよくなっている
- 自然と食事の好み・食生活が変わったり、運動したくなったりする
- ダイエットがはかどり、計画通りに楽しくシェイプアップできる
など、「無条件で愛される」とか「苦労なくスタイルがよくなる」ということが起きます。
いずれにせよ、自分が自分を受け入れて、愛していくと、自分にとっていいようにしかならないのです。
必ず自分にとっての最善へと導かれるのです。
自分を愛せば、世界から愛される
- 自分を否定しないようにする
- 自分を責めないようにする
- ありのままを愛する、受け入れる
ということは、一見シンプルですが、最初のうちは「習慣」が邪魔をしてしまうことがあります。
「否定していない」「責めないようにしている」「ありのままを受け入れているつもり」だと思っていても、
実は、まだ、見つけてもらっていない「否定されたまま、受け入れてもらえていないままの自分」が取り残されていることもあるのです。
どうやったら「気付いていない自分」に気付けるか?
どうやったら「ちゃんと愛せているか」がわかるのか?
・・・というと、現実をみればすぐにわかります。
現実・まわりの人から愛されていれば、自分が自分を愛せているということです。
- 最近いいことばかり、運がいい
- まわりの人が急に優しくなった
- 現実がガラッと変わった
- 奇跡的なラッキーが起こった
- なんだか世界から愛されている感じ
- 心が軽やかで、すごく気分がいい
そんなときは、思い切り自分を愛せている、ということです。
現実・まわりの人・自分自身の気分が、いい方向へと変わっている、と感じているということは、ちゃんと内側に変化が起こっているということです。